【イスラエル観光3】イスラエルのマーケット〜エルサレム編・嘆きの壁〜
前回の記事では、テルアビブのJaffa Frea Marketを紹介しましたが、この記事ではエルサレムにあるマーケット、そして有名な観光名所「嘆きの壁」を紹介していきます!
エルサレムといえば、テルアビブと並ぶイスラエルの都市で「ユダヤ教」「イスラム教」「キリスト教」の3つの宗教の聖地としても有名ですね。
街を歩いているとそれを肌で感じられます。
嘆きの壁(Western Wall)
正面から
なぜ嘆きの壁と呼ばれるようになったのかと言うと、イスラエル4000年の歴史の中で破壊されてしまったエルサレム宮殿とソロモンの第一神殿。神に最も近い場所として人々から親しまれた宮殿がローマ軍によって破壊されてしまい、唯一残ったのがこの壁。
2度も宮殿を破壊され、また後の歴史の中でも再建されることはなく、そのことを酷く悲しんだ人々が嘆いたことから「嘆きの壁」と呼ばれるようになったそうです。なんとも悲しい歴史の象徴ですね。
壁の前では、願いごとを記した紙を壁の隙間に挟みお祈りをする多くの人が見受けられます。
聖書を読み、中には涙を流す人の姿もありました。
注意点として
壁は右側と左側で男女に分かれています。夫婦と肉親以外の男女が、物理的に接触する事をユダヤ教では禁じている事が理由だそうです。
また、男性は頭にキッパ呼ばれる丸い帽子のようなものをつけなければなりません。ユダヤ教徒の方は日常的につけているものです。
入り口でもらえますし、イスラエルのお土産としてもキッパは有名なので自分のお気に入りを1つ買うのも良いかもしれません。
イスラエル人の休日は金曜日の夜から土曜日にかけてです。
(イスラエルで働く人にとっての日曜日は私たちで言う月曜日!)
この期間はおそらく写真撮影禁止だと思うので確認が必要です。
旧市街
嘆きの壁があるのは、城壁に囲まれた旧市街と呼ばれる場所です。
王が住んでいた所、日本で言う皇居のようなイメージですが、その壁の中には小さな街が築かれており、人々はそこで生活をしていたそうです。
観光地化はされていますが、建物の雰囲気から歴史を感じられます。
また、嘆きの壁への道なりにはたくさんの露店が連なっています。
お土産品や食べ物など様々です。
中でもとても目を惹かれたお店がこちら
イスラエルのカラフルな陶芸品のお店です。華やかですよね?
食器や壺など小さいものから大きいものまで色鮮やかで素敵です!
実際色々なところでこの食器たちは目にしますが、ここまでの品揃えとディスプレイがされていたのはここが一番でした。小皿なんかはプチプラでお土産にも人気がありそうです。
他にも、先ほど男性は嘆きの壁に近づく際にキッパをしなければならないと言いましたが、そのキッパも本当に種類が豊富です。
モンスターボールキッパを発見して少し笑ってしまいました笑
これは完全にお土産用ですね。
旧市街の中にはこのように今でもたくさんのお店があり、イスラエルの文化や伝統品を楽しむことができます。ただ人混みの中を歩くことになると思うので、スリなどには十分に注意してください!
エルサレム(Jerusalem)のマーケット
嘆きの壁を出てから、トラムに乗車して3−4ストップのところに、Mahane Yehuda Marketと言う大きなマーケットがあります。
前回紹介したJaffa Frea Marketと比べると、パンや新鮮な果物を始め、食品が多く飲食店もちらほらあります。
元々は屋外のマーケットだったのが現在は部分的に屋根でカバーされており、雨の日でもマーケットを楽しむことができます。天候に左右されないのは良いですね〜
イスラエルフードといえばHummus(フムス:雛豆をすりつぶしてペースト状にしたもの)やTahini(タヒニ:練りゴマ)ですが、それにも種類があるみたいで、このHalva Kingdomと言うお店は種類が豊富な上に主要な都市にしか店舗がないお店ということで賑わっていました。
一緒に行ったイスラエル人の彼も、おつかいを頼まれて大きいタヒニを買っていました。
Spicy ChiliやHoneyなど、合わせたら美味しそうなフレーバーがたくさんありました。
食べ方としては、フムスはパンにつけて食べたり、タヒニはドレッシングのようにサラダにかけたりするのが一般的です。どちらも日本のごまでレッシングとかと比べると濃厚で、こってりとした感じです。
さて、お店の名前でもあるHalva(ハルヴァ)ですが、これもイスラエルお始めとした中東発祥のお菓子です。写真左側にあるキャンドルのようなものがそれです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、そもそもハルヴァとはなんなのか、、、
ハルヴァは、穀物、胡麻、野菜、または果物に油脂と砂糖を加えて作られる菓子。東はバングラデシュから西はモロッコまでの広い地域に見られ、冠婚葬祭にまつわる様々な行事で重要な役割を果たすことが多い。ほとんどのレシピにはバターまたはギーが含まれるが、逆に一部では植物油を使う。ピスタチオ、胡桃、アーモンド、松の実などのナッツ類やレーズン、デーツなどのドライフルーツは必須ではない。
はい、ということで、国によって多少の違いはあれど実は世界的にも意外と食べられているお菓子みたいです。今回残念ながらチャレンジしなかったのですが、また機会があればぜひ食べてみたいです。
そして、子供たちに人気があったのはお菓子の量り売りのお店です
うわ〜〜〜〜色がすごい!笑
チョコレートなどのお菓子からナッツなど、とにかく好きなものだけ袋に入れられる、こう言うのワクワクしますよね。
もちろん私もやりました。4人で来ていたので、大好きなチョコレートプレッツェルに諸々試したいチョコに加え、グミを一握りくらいの量を買って、大体35シェケル(1000円くらい)。コスパは悪くないです。
マーケットから帰る頃にはもうほとんどなくなっていましたが、、笑
まとめ
ということで、前回今回と、イスラエルのマーケットについてご紹介しましたが、どちらのマーケットもそれぞれの魅了があってとても楽しかったです!ファッションが好きな方はテルアビブ、食べ物好きならエルサレム、といったところでしょうか。もちろん、私は紹介できなかったですが他にも様々なマーケットがあると思いますので、イスラエルに行かれる際はぜひチェックしてみてください!